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本日は、間近に迫りました「津波防災の日」についてお知らせをさせて頂きたく存じます。
毎年11月5日は津波防災の日、もしくは世界津波の日となっております。
昔(安政元年11月5日)に発生した、安政南海地震で発生した津波の際の逸話から、東日本大震災の後、制定されました。
3.11や1.17などに加えて、この時期になると津波に関する報道がなされます。
その時によく言われる事が、「津波てんでんこ」です。
東北に古くから伝わる言葉で、津波になったら親子供関係なく、自分自身の身を守って避難をする様にと言う意味合いの言葉です。
互いに声を掛け合い非難する事は大事な事ですが、最終的には自身を犠牲にする事なく、たった一つの命でも多く助かるようにしていこうという古の教えです。
賛否両論ありますが、各自がこの思いを持ちながら、また防災意識を高く持ちながら日々生活していく事が大切な事なのだと思います。
私は防災に携わる者として、皆様ご自身が被災された時のことをシュミレートして頂き、家族間での話し合いを含め、事前の準備を進めて頂きたいと思います。
南海トラフ地震は近いうちに必ず発生致します。
以前は30年以内に70%の確率で発生すると言われていましたが、今は70%から80%の確率で発生すると言われる様になっております。
自宅で被災された場合、自宅以外で家族がバラバラの状況で被災された場合など、色々お話し合いになって下さい。
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